<プレートの密集地帯>


なぜ東海地震は来ると言われているのでしょうか?
それは下の図を見てください。


日本の地震を見てもらうとよくわかるのですが、 四国から静岡県の沖にはプレートとプレートの境目があります。
ここは南海トラフと呼ばれていて、「海溝型地震」が発生しやすくなっています。
 この図から、南海トラフ沿いでは約100年周期でエネルギーが貯まり、巨大地震が発生していることが分かります。
 しかし、一番右端の静岡県付近を注目して見ると、1854年の安政東海地震以来地震が発生していません。つまり、プレートのひずみ「地震が発生するエネルギー」 が貯まったままだと考えられています。
そのため、「近い将来エネルギーを解放するため巨大地震が発生するだろう」というのが、東海地震がくるといわれている理由です。現在、政府は地殻変動を観測 することによって地震予知を行っています。
東海地震が予知された場合、警戒宣言が発令されます。その場合、私たちの生活も大きく制限されます。
警戒宣言時の対応
鉄道 強化地域内では原則運行休止となります
電話通話規制がしかれます
一般道路・強化地域内への流入を極カ制限
・強化地域外への流出は原則として制限なし
・強化地域内の主要道路では走行を極力抑制
・強化地域内の避難路及び緊急輸送路では走行を禁止・制限
デパート・金融機関ATMを除き営業停止
病院・外来診療を中止
・入院患者について、保護者の引き取りがある場合にはこれに対応し、保護者の引き取りがない場合には、近くの安全な場所に誘導

また、南海・東南海地震も前回より既に50年ほど経ちました。専門家の間では、東海地震が起こる刺激によって南海・東南海地震も同時に起こる可能性があると言われています。 その他に宮城県沖地震や東京都直下型など、危険性が指摘されている地震がたくさん存在します。






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