<東海地震の被害想定>


1万人以上の死者??

 国は午前5時、12時、18時の3ケースで想定をしています。
最も被害が大きいのは、午前5時に起きた場合となっています。
なおかつ地震で沿岸部にある水門が閉まらなくなり津波の被害も大きくなったケースで、最大約10,000人が亡くなります。
人的被害予測
項目 5時 12時 18時
揺れによる死者 約6,700人 約3,400人 約3,400人
津波による
死者
避難意識が
高い
約400〜700人 約200〜400人 約200〜400人
避難意識が
低い
約1,400
〜2,200人
約600
〜1,000人
約700
〜1,100人
海水浴
シーズン
海水浴シーズンや漁業関係者が港に集まると被害は増加
急傾斜地崩壊による死者 約700人 約400人 約500人
火災による
死者
風速3m 約200人 約80人 約600人
風速15m 約600人 約300人 約1,400人
合計 死者数 約7,900
〜10,000人
約4,100
〜5,100人
約4,600
〜6,300人
重傷者数 約15,000人 約11,000人 約12,000人
要救助者数 約42,000人 約27,000人 約31,000人

<その他は?>

ライフラインの被害は次のように想定されています。

ライフラインの被害
水道 断水人口・・地震直後に約550万人、1週間後でも約280万人が断水に
下水道 延長・約500キロに渡って被害、約23万人に支障が・・
電力 停電する人口・・地震直後に約520万人
都市ガス 支障人口・・地震から1週間後でも約290万人
電話・通信 支障人口・・地震直後で約52万人
避難者数 地震から1週間後の避難所の避難者・・約190万人
7日目には・・約41万kgが不足
食糧 7日目には・・約550万食が不足
飲料水 7日目には・・約5,500klが不足
毛布
最大約15万枚が不足
肌着 最大約15万着が不足
仮設トイレ 地震発生初日に約10,000基のトイレが不足
対応困難 対応できない重症患者・・最大で約27,000人
必要スタッフ 必要な現地医療班・・最大で約2,900班
瓦礫の発生 約4,100万トンの瓦礫が発生

また、それぞれの地方自治団体も独自に被害予測を行っています。

東海地震に関する被害予測は
静岡県第3次被害想定
愛知県東海地震・東南海地震等被害予測調査結果など

東京都直下型地震は
直下地震の被害想定に関する調査報告書(東京都

で詳しく報告されています。

その他にも東南海地震や南海地震などの巨大地震が想定されています。被害予測は県のHPや防災情報(内閣府)のページで確認できます。










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