<家屋の耐震化>


防災対策の最初の一歩。食料を保存?とか思う方が多いと思うのですが、まずは自分の命を守りましょう。 食べ物などは自分が生きていてからの話になりますからね。

『阪神・淡路大震災調査報告 総集編』(阪神・淡路大震災調査報告編集委員会、2000年)
、厚生省大臣官房統計情報部「人口動態統計からみた阪神・淡路大震災による死亡の状況」(1995.12)より作成


阪神淡路大震災では約8割の人が建物の崩壊によりなくなっています。 働いている人も1日の3分の1ぐらいは自宅で過ごす(睡眠を含む)ことを考えると、自宅の対策が重要ですよね。
昭和56年に耐震基準法という法律が改定されています。それ以前の建物は現在のものより耐震性が低く、阪神・淡路大震災時にも大きな被害を受けたことが確認されています。 また、内閣府によれば全住宅の約3割、1300万戸が改修の必要があると推定されています。耐震化はすべての建物にとって必要ですが、特に昭和56年以前に建てられた建物にとっては重要な課題ですね。

<耐震化>
建物の耐震化が必要といってもお金がかかるのも事実です。
そこで各自治体が補助金を出したり様々な制度を行っています。
以下に一例を載せておきましたが自宅の耐震性に不安がある人はお住まいの公共団体に一度問い合わせてみるとよいでしょう。








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